Super Hexagonは、画面中央にあるカーソルを、画面左または画面右をタッチすることで回転させ、迫りくる壁に衝突しないように避けるだけのゲームです。ゲーム内容については、下記(本家のプロモーション動画)をチェックするのが一番分かり易いです。
VIDEO
Android版、iPhone版、ストリーム配信版があり、私はAndroid版とiPhone版を購入しました。
[Android版]
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.distractionware.superhexagon
[iPhone版]
https://itunes.apple.com/jp/app/super-hexagon/id549027629?mt=8
■難易度
難易度が異なる6種類のモードがあります。
Hexagon (hard)
Hexagoner (harder)
Hexagonest (hardest)
Hexagon Hyper Mode (hardester)
Hexagoner Hyper Mode (hardestest)
Hexagonest Hyper Mode (hardestestest)
Hyper Modeについては、hard、harder、hardestをクリア(60秒以上生存)すれば解放されます。
このゲームは、普段使っていない脳みその部分を使っている感じです。
なので、プレイ当初は恐ろしく難しく感じられます。
一番簡単なhardでも、クリアするのは難しいと思います。
しかし、プレイを繰り返して慣れれば、結構簡単にクリアできるようになります。
なお、hardest以降については、慣れても結構難しいです。
一応私は、hard、harder、hardest、hardester、hardestestまでクリア済みです。
hardとharderなら、安定的にクリアできますが、まだhardestについては安定しません。
■コツ
このゲームの上達のコツは、
ひたすらプレイを繰り返すこと です。
プレイを繰り返すことで、
何ミリ秒ぐらいタッチすれば、目的の位置にカーソルを移動できるのか(操作感覚)
現在の画面上の情報から最短距離で抜けるには、どう移動すべきか(分析能力)
といったことが把握できるようになることで、クリアできるようになります。
レビューコメントなどでは、「廃人向け」などと揶揄されていることもありますが、決して、それ程難しいものではないです。この難しさは、
新感覚であるが故のもの です。
つまり、
このゲームに対する耐性 が無いから難しいと錯覚しているのです。
慣れれば誰でもクリアできる程度の
適度な難易度 に調整されています。
■評価
(1) ゲーム内容 <良>
このゲームの面白さは、テトリスなどのような
「発明的な面白さ」 だと思います。
シンプルに面白い。
(2) 操作性 <良>
操作は、スマートフォンに適したものです。
操作し難いソフトウェアボタンによる操作も無く、直観的で分かり易い。
ただし、Android版よりも
iPhone版の方が操作し易い ように感じました。
※これは、私のAndroid端末(Xperia ray)特有のものかもしれません。
このゲームの場合、極めて高精度なタッチ・非タッチの反応が必要です。
hardest以降の場合、少しのタッチ反応遅れでも命取りになってしまいます。
なので、本格的に遊ぶのであれば、iPhone版を購入された方が良いです。
なお、iPhone版はiPodTouchでもプレイできます。
(3) BGM <良>
このゲームのBGMと効果音のデキは秀逸です。
特にBGMが良いです。
プレイ序盤は、すぐにゲームオーバーになってしまうため、フルで聴くことはできないかもしれませんが、リプレイの都度、再生開始位置が変わるので、プレイを繰り返せば「何となく全体像が聴ける」感じになります。
(4) ミュート機能は無い <悪>
音楽自体のデキはとても良いのですが、ミュート機能はありません。
スマートフォン用の音のあるゲームの場合、ミュート機能は必須だと思います。
ミュートしたい時、いちいちボリュームを絞る必要があるのは面倒くさい...
(5) ステータスバー非表示 <悪>
私が作っているゲームの場合、基本的にステータスバーが表示される仕様にしています。
それは、
ゲームをプレイしながら時計が見れるのが便利 な為です。ゲームは、「時間を忘れてプレイするもの」ですが、やはり、時を知ることは重要です。特に、このゲームのような、所謂ライトゲーム(?)の場合、
何時でも何処でもプレイできるからこそ、時を知ることの重要度が高い と思います。
また、バッテリー残量も気になります。
(6) バックライトが自動消灯する
このゲームの場合、一定時間画面をタッチしていないと、バックライトが自動的に消灯します。
この仕様は個人的にはあまり好きではありません。
私としては、起動中は点灯している方が好きです。
ただ、「自動消灯の方が有り難い」という方も居るかもしれませんが。
(7) iPhone版の方がオススメ
Android版は、ICS(Android 4.0)以前の場合、垂直同期間隔が端末毎に不定です。
iPhone版なら、60fpsです。
私のAndroid端末の場合、63fpsなので、iPhone版より大分難しく感じました。
秒間たったの3フレームの違いですが、このゲームの場合、その
3フレームが命取り になります。
Androidでプレイされるなら、Android 4.1以降の端末でプレイした方が良いと思います。
iPhoneかiPodTouchを持っているのであれば、iPhone版がオススメです。
ただし、私のiPhone(3GS)では結構重かったので、プレイ想定端末はiPhone 4以降だと思います。
iPodTouch(第4世代&第5世代)なら、サクサク動きました。
■補足
なお、このゲームについては、上記の<悪>の部分について、作者の方に直接メール(基本的にゲーム内容を絶賛するファンレターのようなもの)を送り、軽く意見しています。強い要望ではなく、「こうなったら良いかも」程度のものなので、実装されるかは分かりませんが。
作っているサイドの人間としては、こういうメールは嬉しいものです。
もちろん、ストアで評価コメントを頂ければもっと嬉しいですが。